
まず最初に、こんな感じでイラスト全体の辺りをつけます。
比率は直感に任せて仕上げていますが、幻劇ナナシの場合は
身長147cmという微妙な脳内設定があるため、
およそ6~7頭身を目安に描いてます。
(ちなみに、名誉会員は全員の身長を控えてあります/何)

続いて顔の作画に取り掛かります。
今回は手が顔の前に来るようなイラストを描く予定ですが、
邪魔になるので現時点で手は消してあります。

まずは、十字線を目安に上まぶたを描き入れ、
それから、目、下まぶたと順番に描き入れていきます。
この際、幻劇ナナシの特徴として吊り上げ型の目元仕立てです。
あと、目のサイズは通常時で顔の下半分の約3分の1を
目安に大きさを調整しています。
目を描き入れた後は、鼻と口も描き入れます。

次に、顔の上半分の上から3分の1のところに線を引き、
そこを目安として髪の毛を描き入れていきます。
順番は、まず額から左右に伸びる前髪を最初に描き、
続いて頭の頂点から横に伸びる前髪を描いて、
最下点にて両方の前髪を合流させます。
各種イラストを見てると、まぶたにかかる前髪は
省略するケースが結構あるみたいですが、
管理人は極力まぶたに髪がかからないように描いてます。
次に描く時は、かかるパターンも試してみたいですね。

ここまで描けたら、基本線を強く引いて余計な線を消します。
これを顔から体全体にかけて全部やって、とりあえず
ベースとなるアタリ絵はおおよそ完成です。
ちなみに、アタリ絵は基本的に全裸仕様ですが、
今回は公開用なのでボクサーパンツっぽいのを履かせてます。
(まあ、このナナシならありえそうだががが/何)

その次に、アタリ絵の上から服を描き込んでいきます。
ナナシの場合は、まずベストを描き、次に中シャツの襟元、
そして袖、ベルト、スカートを順次描き込んでいきます。
ある程度直感に任せて描き込んだ後に、上記と同じ方法で
基本線を強く描いて余計な線を消していきます。

で、最初に消していた手ですが、これを描き込んでいきます。
順番的には、ベースのアタリ絵を描く時点で終わってるはずですが、
管理人はこの手を描く作業が一番の難関であるため、
二度手間にならないよう、服まで描き込んでから手を描きます。
手の描き方はまだ定まってはいませんが、今回は、
自分の手を見ながら、手の甲、各指、の順に描きました。
(うーん、ちょっと小さいかな……)

大まかに仕上がったら、まゆ毛、ポニテ、服のボタンと、
残った細かいオプションを描き込んでいきます。
最初は別人に見えても、まゆ毛とポニテを足せば
最終的にナナシの顔になってしまうから不思議なもんです。
あと、今回はベストとスカートに若干工夫を加えました。
ナナシのまな板っぷりも、これなら安泰です(何)

で、今回はケータイ用なので、瞳も付け足しました。
写真撮りながら描いた今回の所要時間は約100分間。
ポーズ自体は元ネタあるんですが、幻劇ナナシの絵としては
何気に今までで一番会心の出来になりましたね(汗)
特に、胴体のラインがとってもしっくりきます。
以上、こんな感じでお絵かきをやってる管理人でした。
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